米・パン・和菓子もOK! 帰ってきた「神やせ7日間ダイエット」で美味しくスリムダウン
公開日:2022/5/6
多くの読者をやせさせてベストセラーとなった前作『筋トレなし、食べてやせる! 神やせ7日間ダイエット』(KADOKAWA)が、食事プランのバリエーションも豊かにパワーアップ。
自炊派には嬉しい新レシピも携え、『もっと! 神やせ7日間ダイエット』(石本哲郎/KADOKAWA)と冠して帰ってきた。
「神やせ7日間ダイエット」のおさらい、そして新たなプランとは?
「神やせ7日間ダイエット」は、本のメニューを時間通りに7日間×3食、言われるがまま食べていくだけのシンプルなダイエット法である。
3度の食事には、短期間でやせるために計算し尽くされた糖質、脂質、たんぱく質などの栄養素やカロリーがバランス良く設定されている。固定メニューを指定された時間通りに摂ることで、老若男女を問わず、健康的かつ効率良くスリムダウンできる仕組みだ。
「神やせ」には2パターンのプランが用意されている。前作で提案された“意志の弱い人”向けの「プランA」は今回「プランC」に、“鉄の意思を保てるダイエット猛者”向けの「プランB」は「プランD」としてリニューアル。各プランは互換性を持ち、2冊を組み合わせることで食事のバリエーションがより豊かになる。
前作で「もう鯖缶は見たくない!」とうんざりしてしまった人は、「みそ七味鶏」や「マグロのしょうがケチャップ」など増強された新レシピの数々をぜひ試してみてほしい。もちろん、コンビニで揃う手軽なメニューも健在だ。
ゆる目の「プランC」は和菓子ならスイーツもOK!
ここで、それぞれのプランの3日分の献立を見てみよう。
まずは、食事制限が苦手な人やダイエットで挫折しがちな人向けの「プランC」。前作の「A」にあたる、ゆる目コースだ。
朝は、もち麦入りごはん・納豆・卵料理にフルーツと豪勢にスタート! ここで糖質をしっかり摂ることで、代謝の高さが1日中キープされ、やせ体質に近づいていく。
昼には和菓子やヨーグルトが組み込まれるから、洋菓子やアイスへの欲望が消え失せる。気軽に取り組めながらも、着実に食欲がコントロールされ、減量に反映されていくのを体感できるだろう。
「プランD」はビシッと厳しめ! 7日後に確かな結果を出したい人へ
同窓会や結婚式を控えているなど、のっぴきならない事情により「7日後に絶対やせていたい!」という人は、「プランD」に挑戦するのが近道だ。
「プランC」との大きな違いは、朝食がオートミール主体になり、間食が豆乳やヨーグルトに代わるところ。いざチャレンジしてみると、ひもじく感じたのは3日目の夜まで。昼食にはおにぎりが登場し、程よい量の糖質を味方につけながら無事に完走できた。
たかが7日間、されど7日間。短期戦でも体は変わる!
スタート時は体重55kgだった筆者だが、「プランC」を7日で-1.5kg、続いて「プランD」を7日で-1kg、トータルで-2.5kgの減量が叶った。読者の体験例さながら、むくみや寝起きの悪さなども改善され、冬の間くすぶっていた“やせたい気持ち”に俄然、火がついた。
著者はダイエットトレーナーとして1万人以上の体づくりに関わってきた石本哲郎さん。自ら27回も(!)太ってやせる実験を行い、挫折のツボまでをも研究し尽くしたダイエッターの救世主的存在である。
皆さんも、半袖の季節が来る前に、1週間「神やせ」に身を委ねてみてはいかがだろうか。
文=大信知子