お部屋の印象をガラリと変えてくれる「観葉植物」。グリーン効果で心と体が豊かになる生活のすすめ
更新日:2022/5/27
新生活に慣れたころ、今度は部屋のインテリアにこだわりたくなってくる。お金をそれほどかけずに部屋の印象をガラリと変える方法……それは「観葉植物をひとつ置いてみること」。最近流行している観葉植物は、値段も手ごろで種類もたくさんあるのが魅力。とはいえ、たくさんありすぎてどれがいいかよくわからないという観葉植物初心者さんにおすすめしたいのが、観葉植物ガイド『はじめよう! 観葉生活』(主婦の友社)である。
グリーンと暮らすってどういう感じ?
植物と暮らしているインスタグラマーの紹介記事を読んでみると、「程よい距離感で面倒をみすぎない」「枯らしても気にしない。次に生かす」と肩の力が抜けるアドバイスが。面倒くさがりでも意外と大丈夫そう! と勇気がわいてくる。紹介されている飾り方のテクニックもすぐに実践できそうだ。まだ植物を買うのを迷っているという人には、最近増えているボタニカルカフェで、実際に植物の癒やしを体感してみるのもいいかもしれない。
どうせなら、とっておきのひと鉢を探したい
本書は、軽くて扱いやすいミニ観葉植物、多肉植物とサボテン、エアプランツ、そして中型&大型観葉植物が多数紹介されている。それぞれの特長と育てるコツが記載されているから選びやすい。ガジュマルってミニサイズもあるんだ。コーヒーノキって観葉植物? など、たくさんの新しい発見もある。ひと鉢めは、とにかく育てやすそうなもの、見ためがかっこいいからコレ、など自分ルールで自由に選ぼう。愛着がわいて、きっと大事に育てられる。植えかえ方も掲載されているから、そのうち部屋のテイストに合う鉢に植えかえてもいい。うまく育てられたら次はこれを置いてみたい、そのうち中型&大型観葉植物にも挑戦したい……と考え始めたら、いつのまにか植物沼にハマっている自分に気づくはず。
観葉生活で困ったら、この1冊で解決!
なんといっても植物は生きている。日々の成長を目にできるのはうれしいが、大きくなりすぎたり、虫が発生したり……。そんな植物育ての困ったあるあるにも、本書は頼りになる。大きさをキープするための剪定法や、買うときやお世話するとき、虫が発生したときなどの解決法をプロが教えてくれる。植物はうまくつきあえば、まるで家族のように寄り添ってくれ、おうち時間を豊かにしてくれる。「グリーンを買ってみたいな」と思ったときが始めどき。この1冊を携えながら、自分だけの観葉生活を始めてみてほしい。