「この事件、本当にあった?」自動運転車の事故情報を漏らした犯人の正体は…? 堂場瞬一の話題作『犬の報酬』を【マンガ】で紹介!
PR 公開日:2022/5/19
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ミステリー小説であり、経済小説…。警察小説などでお馴染みの人気作家・堂場瞬一氏が手掛けた小説『犬の報酬』(中央公論新社)をご存じだろうか。2017年に単行本が発売され、大きな話題を呼んでいた同作。2022年1月に文庫化も果たし、ここにきて再び注目を集めているようだ。
物語の中心となるのは、大手メーカー「タチ自動車」が起こした自動運転実験中の衝突事故。この事故を警察は発表しなかったが、なぜか数日後、東日新聞にスクープされてしまうことに。一体どこから情報が漏れたのか…。総務課係長の伊佐美らは犯人探しの特命を受け、チームを発足。新聞記者、内部告発者、特命チーム…。それぞれの正義が交錯した時、誰も想像できない真実が浮かび上がるのだった――。
自動運転の実験という話題のテーマを題材とし、経済、社会的な問題に深く切り込みながらミステリーとして成立させる。著者の絶妙なバランス感覚に、読者からは「すごいリアリティーを感じた。驚嘆の一言に尽きる」「企業とマスコミをメインに据えた物語。難しい話ながらも、そこかしこに驚きがちりばめられており、最後までドキドキしながら読めました」「似たような事件が本当に現実でも起こっているのでは? と錯覚させられる。決して身近な出来事ではないけど、なぜか非常にリアルだ」「実に旬な話題で一つ一つ納得しながら読めた」といった感想が寄せられていた。
また2022年5月11日には、イラストレーター兼マンガ家のくゑ氏も自身のツイッターで『犬の報酬』の紹介マンガをアップしている。くゑ氏は同作の見どころを臨場感あふれるタッチで表現しており、こちらに目を通しておけば、より作品を身近に感じられるはず。
紹介マンガで描かれているキャラクターをイメージしながら『犬の報酬』を読むと、また違った楽しみ方もできるかもしれない。くゑ氏も「実際会って取材したの? と思うくらい登場人物の『実在する感』がハンパない!」と漏らしているが、そのリアリティーこそが『犬の報酬』の魅力。
文庫版も発売されているので、興味のある人はぜひこの機会にチェックしてみよう!