梶原岳人と熊谷健太郎の挑戦してみたい役は? 「ダークな世界のお話」「自分とは真逆の人間性をもった役柄」

アニメ

公開日:2022/6/13

梶原岳人、熊谷健太郎

『彼岸のオルカ』は、音声レーベル「STUDIO koemee」が配信している“聴くanime”という音声エンターテインメント作品。Webクリエイターと豪華声優が集結した、近未来ミステリーだ。主演の“最悪の因縁”を持つバディを梶原岳人さんと熊谷健太郎さんが演じている。

 同じ事務所で親交も深いふたりにとっての、声でエンタメを届ける特別な想いとは? これからの音声エンタメへの期待や挑戦してみたい役柄についても話をうかがった。

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視覚効果がないからこその自由と制約は、可能性に満ち溢れている

──このオーディオドラマ『彼岸のオルカ』は“聴くアニメのように”というコンセプトで制作され各プラットフォームに配信されます。これからの音声エンタメへの期待や願望はありますか?

梶原岳人(以下、梶原):やはり移動中やなにかをしながらの、「ながら聴き」がいま流行っているようなそんな気がしているので…自分もそうなのですが手軽に楽しめるコンテンツとして聴くアニメというのは、とてもありがたいジャンルだと思います。きっと需要も高まっているところかと思いますので、より増えていけばいいなと思います!

熊谷健太郎(以下、熊谷):視覚効果がないからこその自由と制約の中で、どんな新しいものが生まれるんだろう、そして先人の作り上げてきた音からなにを得られるだろうか、可能性に満ち溢れていますよね。願わくは、一声優として今後もその音の一部になっていけたらいいなと思います。

彼岸のオルカ

通勤通学中にも楽しんでほしいドラマです

──初めてオーディオドラマを楽しむ方へ、音声ならではの楽しみ方を教えてください。

梶原:通勤通学中って、わりとやることに困りますよね(笑)。この時間に彼岸のオルカ、いかがでしょうか! とっても聞き応え満載で時間があっという間に過ぎると思いますよ~。

熊谷:自分だけの想像と発見があるところではないかなと思います。喜怒哀楽の表情が見えないからこそ、聴く方によってイメージする表情が変わる、受け取り方が変わる。自分だけの映像が脳裏に映る。そんな楽しみ方もしていただけるのではないでしょうか。

命をかけて、心を削りながらやりたい

──「声だからこそ届けられる物語がある」と制作された本作ですが、梶原さんは声でエンターテインメントをお届けすることへの特別な想いはありますか?

梶原:昔から声のお芝居をされる方々に憧れや尊敬があったので自分もそこに命をかけて、心を削りながらやりたいと思っています。

熊谷:今の自分にできることを精一杯やる。そのできることが声を使うことだというのがすごく幸せです。受け取ってくださる方々のお心にほんの少しでも素敵なものをお届けできたらいいなと思います。

彼岸のオルカ

「アニメの世界でしか描けないような物語」「今までにない考え方を」

──これからどのような役や事柄に挑戦してみたいですか?

梶原:めちゃくちゃダークな世界のお話とか…とってもやってみたいし憧れます。アニメの世界でしか描けないような物語をほんとに身を削りながらやりたいですね。

熊谷:自分とは真逆の人間性を持った役柄にも挑戦してみたいです。今までにない考え方をして、悩んで……。すごくやりがいがあるだろうなと思います。

■STUDIO koemee公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/STUDIOkoemee