送ったメールがスルーされがち…もしかして''残念なタイトル"で送信してない?/「速く」「短く」「感じよく」メールを書く方法
更新日:2022/7/20
メールを書くのに時間がかかる、同じ用件で何度もメールをやりとりする、送信ミスでメールを再送――これらはすべて、仕事を滞らせる原因に…。
ビジネスメールに難しい語彙力は必要ありません。書き方のポイントさえ押さえておけば、メール作成に費やす時間は短縮、送信ミスも減り、仕事効率が格段に向上すること間違いなし!
鈴木真理子著の書籍『「速く」「短く」「感じよく」メールを書く方法』で、メールの基本的な書き方と実践的なテクニックを身につけて、ササッと書いてテキパキ片づける「メール術」をマスターしましょう。
ビジネスメールの基本的な構成を押さえておけば、すっきりと読みやすいメールが簡単に書けるようになります。
※本作品は鈴木真理子著の書籍『「速く」「短く」「感じよく」メールを書く方法』から一部抜粋・編集しました
01 どこに何を書けばよい?
メール画面のどこに、何を書くかを押さえましょう。メールは大きく分けると、ヘッダーと本文(ボディ)の2つから成ります。
ヘッダーとは、宛先の「アドレス」と「件名」のことです。
本文(ボディ)には、5つの要素である「宛名」「はじめの挨拶」「要件(本題)」「結びの挨拶」「署名」を順番に書きます。
本文(ボディ)は、全行左寄せで書きます。行頭には1文字スペースを空けません。これは、どんな受信環境であれ、読みやすくするための配慮です。
また、びっしりと文字が詰まったメールは読む気が失せますから、1~5行を一段落とします。話題が変わるときは、1行空けて書きましょう。
文章は画面の横いっぱいになるまで書かず、1行30文字程度を目安に改行します。また、句点「。」を打つたびに改行すると、スッキリと読みやすくなりますよ。
もし一文が2行以上になるときは、意味のまとまりのよいところで改行してください。