歩くだけでOK! 私たちの体を支配する「凸凹の法則」/おさんぽ整体①
公開日:2022/6/11
姿勢矯正のプロ・小林篤史氏が考案した無理なく続けられる、らくちんメソッドを1冊にした『歩くだけで効く! おさんぽ整体 肩こり・腰痛・不調に効く最強テク!』(三笠書房)。お金も道具も体力も不要の最強テク! 1回3分、おさんぽに取り入れるだけで、心も体も羽がはえたようにスッキリ軽やかになるという「おさんぽ整体」をご紹介します。
※本書で紹介しているセルフケアは、効果に個人差があります。ご理解の上、お読みください。
私たちの体を支配する「凸凹の法則」
ポッコリと出たおなか……加齢とともに目立ってきたという方も多いかもしれませんが、これも、骨盤が傾いたときに現れる症状の一つです。
では、なぜ、こうしたことが起こってくるのでしょうか。
私たちの体は、「凸凹の法則」によって支配されています。
これは、私たちの体が非常にロジカルに(論理的に)できているために起こる現象です。
体のバランスがどこかで崩れると、それを別の場所で補おうとします。
骨盤が傾いた影響で、どこか体の一部が出れば、そのバランスをとるため、体はどこかをへこませるのです。
たとえば骨盤が前傾すると、体のバランスをとるために背骨を立てようとし、それにより反り腰になります。これが、私の考える凸凹の法則で、ねこ背になると、この凸凹の法則がいろいろな局面で発動されることになります。
具体的にいうと、骨盤が前傾したときと後傾したとき、次図のような変化が体に現れます。