【配信レポート】ゲスト・SKY-HIのラッパーデビュー以前の秘話も。餓鬼レンジャーのニコニコチャンネル配信

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公開日:2022/6/14

餓鬼レンジャー

 人気ヒップホップグループ・餓鬼レンジャーによる、ニコニコチャンネルプラスでの配信「餓鬼レンジャーの月刊ガキ通」。SKY-HIをゲストに迎えた第3回が5月28 日に行われた。 (本記事はニコニコチャンネルプラス「餓鬼レンジャーの月刊ガキ通」で配信された内容の紹介記事となります。)

 第三回となる今回は、ゲストであるSKY-HIの楽曲であり、彼が主催したボーイズグループオーディション「THE FIRST」のテーマソングでもある“ To The First”に合わせてタコ神様(ダンサー)がダンスを披露するところからスタート。餓鬼レンジャーのメンバー全員が登場し、DJオショウ(DJ/パフォーマー)の「観たらIQがめちゃくちゃ下がる番組、その名も……」という掛け声から、メンバー全員で「餓鬼レンジャーの月刊ガキ通!」とタイトルコールを行った。

 オープニングトークでは、DJオショウがサッカー選手・三浦知良を最近知り、カズダンスの振り付けに疑問を感じたことを話すと、メンバーからは「カズを知らなかったことの方がやばい」と総ツッコミが。GP (DJ/プロデューサー)は、沖縄出身のラッパー・Rude-αと作った曲が5月25日にリリースされたことを宣伝した。ポチョムキン(MC)は「鎖骨骨折のため入れていたプレートが抜けて、やっとput your hands upできるようになってきた」と報告。YOSHIはSKY-HIの著書「晴れるまで踊ろう」を読んだと明かし、「一晩で読んだんですけど、悩まれている方とかにぜひおすすめしたい」と感想を伝えた。

餓鬼レンジャー

 続いて今回初となるコーナー、「タコ子の部屋」がスタート。黒柳徹子さんのマネをしたタコ神様が「子どもの頃はサッカー少年でいらっしゃって、17歳でオーディションに合格されました……」とゲストの経歴を紹介すると、ついにSKY-HI本人が登場した。SKY-HIともっとも交流が深いYOSHIは、ふたりの出会いや思い出を回想。ラッパーとしてはまだアマチュアだったSKY-HIに「これからラップをやっていきたい」と言われた日のことを語った。その瞳の力強さから、SKY-HIの覚悟を読み取ったYOSHIが「この後の(餓鬼レンジャーの)ライブでフリースタイルが始まったら、ステージに上ってこれるのか」とSKY-HIを煽ると、SKY-HIは本当にステージに登壇してきたという。SKY-HIも、YOSHIから「自分はマイクを渡さないから、ポチョムキンからマイクをとれ」と言われていたと回想。おそるおそるポチョムキンに近寄るとポチョムキンは意外とすんなりマイクを渡してくれ、優しいポチョムキンの行動に「地獄に仏の気分でしたよ」と当時の心境を振り返った。またSKY-HIは、YOSHIから「フリースタイル、サイファーはもうみんなのもんやから。始まったら誰でも上がってええっていう合図や」と教えられたとも振り返り、「そのおかげで自分の存在感がその時のヒップホップシーンでできたので、めちゃくちゃ感謝してる」と感謝の意を伝えた。ちなみにYOSHI自身も、キングギドラのステージに上がったことがきっかけでKダブシャインやZeebraとの交流が始まったとのこと。ポチョムキンが「ライブ中に上がって(マイクを)奪ったんじゃなくて、リハのときにやってた」とYOSHIの破天荒ぶりを暴露する一幕も見られた。

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 さらにこの日は、“STILL 火ノ国SKILL”のMVも一部公開。SKY-HIが「ぽちょさんの真顔がズルい! どのビデオでもそうですけど、ちっちゃいことをマジで真顔でやる感じ」とポチョムキンが鉄アレイを真顔で上げるシーンについて言及すると、あの鉄アレイが実は1キロだったことが判明。さらにYOSHIがSKY-HIに質問を投げかけようとしたところで、前半戦は終了した。

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 続く後半の有料パートでは、SKY-HIと餓鬼レンジャーのばっちりキマった即興ラップ対決や、SKY-HIが主催したオーディション「THE FIRST」そして、その結果結成されたグループ・BE:FIRSTに対しての考えを語る場面も。(後半部分を含めた全パートは下記のURLから視聴できます。)

 次回配信のゲストはお笑い芸人・さらば青春の光。6月25日(土)20:00スタート!

餓鬼レンジャーの月刊ガキ通
https://nicochannel.jp/gakiranger-thetv/

文=原智香