KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

M/Tと森のフシギの物語

M/Tと森のフシギの物語

M/Tと森のフシギの物語

作家
大江健三郎
出版社
岩波書店
発売日
1986-10-17
ISBN
9784000001984
amazonで購入する

M/Tと森のフシギの物語 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

モリータ

◆初出『へるめす』1985-1986年連載、単行本(本書)1986年岩波書店刊、1990年同時代ライブラリー刊、2007年講談社文庫刊、2014年岩波文庫刊。◆2023/9/9、阪神戦の帰りに寄った阪神百貨店西宮の古本市で拾い、既読本棚に移す。

HARUKI

神話?民話?ファンタジー物語?今までに読んできた大江作品と異なる。先が読めない楽しさがあり、奥深い。自分にとっては、ハリーポッターを読む感覚では読めず、時間をかけ ゆっくりと読み進める、というより、難しくて早く読み進めることができなかった。それゆえ、ずっと心に残る作品になりそうだ。また装丁や挿画が美しく、想像力がより高められた。

2015/04/05

熊男

もう壮大の一言。あまりにも重厚な作品なので、稚拙な言葉で語りたくない。

2012/06/08

Vakira

「とんとの話。あったか無かったか知らねども、昔のことなれど無かったこともあったこととして聴かねばなんねぇ。わかったか!」 四国の山奥の森の幕末から昭和にかけての神話の話。大江の祖母の話を大江が語部となって物語る。 神話がいづれ現在にも繫がってくる。 28年前に買った本で今まで読まずにほっておいたが、大江の巧みな物語に引き込まれ一気に読んでしまった。読んでみるものだ。

2014/02/19

wakipi

この話を読んだとき、どうやったらこんな壮大な話が出てくるのだろうと思ったけど、四国に行って、その山の深さと山間に溜まる青い空気をみて、「なるほど!」と思った。

感想・レビューをもっと見る