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学ぶ力

学ぶ力

学ぶ力

作家
河合隼雄
工藤 左千夫
工藤直子
出版社
岩波書店
発売日
2004-07-21
ISBN
9784000021616
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学ぶ力 / 感想・レビュー

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モリー

以下、引用。「人はそれぞれの「学び甲斐」を、何らかの共同体への参加の「手応え」として自らのアイデンティティの確立を求めていることがわかります。それこそがほんとうの「学び」ではないでしょうか。「できる」でもなく、「わかる」でもない、ほんとうの意味での「学ぶ」というのは、こういうことだということに、20世紀の最後になってやっとたどりついたのです。」佐伯胖《「学ぶ」とは「できるようになること」か》より。佐伯胖先生の未読の本を読みたくなりました。

2019/09/18

せろり

図書館にて、河合先生、森先生の名前をみてふらふらっと借りて読了。両先生の在りし日のことを思い出せました。講義は、ええ加減で困った方々でしたが、さすがは偉い先生。講演会ではなるほどなお話をされます。京大入試の数学の問題は、少なくとも京大の数学の教授でもすぐ解けないそうな。(解けたら没) 昔、前期試験にて,森先生が、問題解らんかったら、なんか面白いこと書いとけば点つくかもよ。でも、カレーの作り方は飽きたからもういらん。というお言葉は忘れられない。もちろん、私はまったく解けず。何か話をと、延々考えた覚えが。。

2013/02/14

のん@絵本童話専門

学ぶということについて、文学を主とする方々が語っている。ビジネスリーダーや政治家、教育者の書くそれとはまた違った視点!手取り足取り口を出して教えることは効果がない。ムダ、中途半端を愛せよ。児童文化には大人にとっても自分探しや生きがい探しに必要な発想が詰まっている。

2023/08/17

モリー

「学ぶ力」を読了。複数の識者のエッセイや対談で構成された本です。識者の一人、工藤直子さんの次の言葉か強く印象に残りました。『好奇心の取捨選択はしないぞ。気持ちの動いた 物に関して は 、全部に印をつけよう 。中略 なにも捨てずに全部抱えたまま生きていくぞ 。中途半端な「やりかけ」のものが、まわりにどんどん増えてもいい 中略 たくさん手を出して、 結果みな中途半端なままで 、人生が終わってもいいじゃないか。 そう決めたのです。』このような学びへの姿勢?あるいは決意?が素敵だなーと思いました。

2017/08/11

遠山太郎

知好楽「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」森毅翻訳。こんなにようけ知らんならんことがあったらきりないで。それより好きなことだけやってたらええやないの。そやけど自分が何がすきやろうかといって、それを探して悩むなんてアホらしいから、そのまま楽しんでたらええやないの。天野忠は京都弁の詩人の論語翻訳をしてる。

2013/07/24

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