いじめを許す心理
いじめを許す心理 / 感想・レビュー
かもろうる
もう10年以上前の著書で新しい見解を触れていない点からみると、なるほどと思える視点が数多くあった。特に核家族におおい「ホワイトカラー」世代による傍観者視点による価値観の浸透には、なるほどと共感する部分があった。しかし、根元部分の理解は深まるがさらなる具体性からの発展の動機付けはなかった。いじめ事態はその考えからだけでなく、必ず多くの媒体や機会を通じて起こるはず。その詳しい言及があれば。これだけで、全てを理解することは出来ないが「いじめ」を知る入門書としてうってつけの1冊。
2016/06/22
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