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幸田文対話

幸田文対話

幸田文対話

作家
幸田文
出版社
岩波書店
発売日
1997-03-07
ISBN
9784000029049
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幸田文対話 / 感想・レビュー

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shouyi.

幸田露伴の次女で作家の文による対話集。幸田文に対する露伴の家庭教育の厳しさは有名。その理由は母親が亡くなったのでその代わりを露伴が務めたのかなと読んでいて思った。対話相手も殆ど亡くなっているし、初めて聞く名もあったが知る人は皆有名な人たちだ。時代が違うから比較しても仕方がないけど、どの人たちにも情を感じて信頼感に包まれた人間関係で羨ましくなった。

2020/08/21

すくすく

幸田文さんの本は何冊か読んでいて、そこで話していたような内容も含まれているが、幸田露伴もよく知った人との対談ではまた違った観点が見えたり、興味深い。 沢村貞子さんと西岡常一さんの対談が目当てで読んだが、案の定沢村貞子さんとの対談は意気投合していて面白いし、西岡常一さんとの対談は、西岡節とも言える筋の通ったお話が嬉しい。

2022/11/07

ほし氏

図書館で借りました。幸田文さんの父親といえば幸田露伴です。非常に厳しいお父さんだったようで、そのことが娘さんの口から多く語られるのですが、その厳しさがある種の縁となって、色んな人が訪ねてくるようです。露伴に厳しく育てられたというのが、ある種の信用となっているわけで、同時に文さんの立場を確固としている部分がある。最近は、厳しさを振るうことが難しいご時世になってきましたが、厳しさを通り抜けていった先に待つ恵み、といったことを改めて考えさせられました。

2019/11/22

ka-ko

露伴の文に対する思いや教育など、本人は反抗していたかもしれないけれど、彼の美学で育てられた筆者を少し嫉妬しています。

2014/10/13

seu

美輪さんの大胆な発言と幸田文さんの反応が面白かった

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