永劫回帰マシーンの華やぎ: 変身の系譜学 (作家の方法)
永劫回帰マシーンの華やぎ: 変身の系譜学 (作家の方法) / 感想・レビュー
yozora
フーコー、ニーチェ、ドストエフスキーを一線上に列べ、その解説を自らの作家の方法論を交えて論じている。特に、焦点の当てられているニーチェの永劫回帰はニーチェ入門としても楽しめるだろう。個人的にはアフォリズム的な一挿入であるこの文がしびれる。 ”ぼくはロックが大嫌いだ。中にはいいのもあるが、おしなべて聴く気にはなれない。そもそも立って拍手をする観客に腹が立つ。坐れよ。”
2014/10/04
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