ニューヨークのユダヤ人たち 2: ある文学の回想1940-60 (岩波現代選書 127)
ニューヨークのユダヤ人たち 2: ある文学の回想1940-60 (岩波現代選書 127) / 感想・レビュー
うえ
「英語で書いた最初の本『全体主義の起源』のときから、ハンナ・アーレントは、大量虐殺そして「人口過剰」の世界における将来の大殺戮の脅威に取り憑かれていた…あるハーヴァード大学教授のたった一つの反対意見のため、『全体主義の起源』は契約を結んでいたボストンの出版社から出版を拒否された」「エドマンド・ウィルソンは自分が「変人」であることを知っていたから、先祖の多くの牧師、弁護士、医師たちから明らかに伝わっているらしい知的関心のあり方だけなく、さらには自分の固定観念の源をも先祖のなかにいつも探ろうとしていた」
2017/07/13
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