彼岸過迄 (ワイド版岩波文庫 299)
彼岸過迄 (ワイド版岩波文庫 299) / 感想・レビュー
緑虫
ついに買ったKindleで読了。幼馴染のいとこと結婚するしないの「須永の話」の鮮烈な心理描写、漱石自身の五女を亡くした体験に基づく「雨の降る日」の淡々とした描写は胸を打つが、連作短編集という形式がこなれてなくて全体的にはまとまりがない。実験作感が強すぎるなあと。 ★★★☆
2015/12/23
相川
一つ一つの話は面白い。全体として見たら、結末で述べられているように、物語に入れない敬太郎と同じ気分。
2013/01/18
ロバーツ
後期三部作の一作目。初読。最近、漱石にハマっている。
2022/12/22
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