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狂牛病と人間 (岩波ブックレット NO. 557)

狂牛病と人間 (岩波ブックレット NO. 557)

狂牛病と人間 (岩波ブックレット NO. 557)

作家
山内一也
出版社
岩波書店
発売日
2002-01-18
ISBN
9784000092579
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狂牛病と人間 (岩波ブックレット NO. 557) / 感想・レビュー

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kenitirokikuti

牛の飼料として骨肉紛が用いられた(牛乳は商品になるので、子牛の離乳を早めるという面もあるそうな)。生き物が同種の動物を食べるのは「共食い」であり、感染リスクが高まる。ヒトの麻疹やマールブルグ病(エイズもか?)はサルの病気に由来する▲農林水産省の家畜伝染病予防法は生産者保護の意味合いが強く、牛に健康被害がないO-157は同法で扱われない。O-157は食肉を通してヒトが発病してからやっと厚生労働省の屠畜場法と食品衛生法で対策となる。2002年刊行の本だから、いまはある程度改善してるのかな。

2020/06/18

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