子どもたちのアフガニスタン (岩波ブックレット 559)
子どもたちのアフガニスタン (岩波ブックレット 559) / 感想・レビュー
Takao
2002年2月6日発行(初版)。1975年に大学を休学して初めてアフガニスタンを訪れた著者。次にフリーカメラマンとしてアフガニスタンに行ったのはソ連軍による侵攻の翌年1980年。それからタリバン政権崩壊後の2001年まで、22年間にアフガニスタンで出会った子どもたちの姿が写真と文章で伝えられている。子どもたちの「おじさん、戦争は人が死ぬんだよ」「日本はいいね。戦争がないから」「そこ(日本)には戦争がないの? ないなら、行ってみたいなぁ」などの言葉が胸に染みた。
2016/12/25
Mai
ソ連軍進攻下の1970年からタリバーン政権崩壊の2001年の間、作者がアフガニスタンで出会った子どもたちの姿を写真と文章で伝えている。子どもたちの生活を通して、アフガニスタンの暮らしや習慣、文化、宗教、風土が紹介されている。長く続いた戦乱の背景にも触れている。アフガニスタンのことはほとんど知らなかったけれど、その土地で暮らす人々に心を寄せるきっかけになった。
2015/02/01
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