教育を子どもたちのために (岩波ブックレット NO. 764)
教育を子どもたちのために (岩波ブックレット NO. 764) / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
3・11前だったので、今よりも放射能の危険性は認識されていない。エンゲルスのことばで、「自由とは必然性の洞察である」という、ヘーゲルの自由をエンゲルスがこう解釈したことを、益川先生は解説される(7頁)。益川先生の考えでは、記号で答よ式のお勉強ではなく、結果だけの記憶を問うだけでは教育疎外(29頁)とされる。同感である。もっと読書会を開くことで活字離れをなくし、論述力をつける教育が喫緊の課題であろう。国語力は全ての基本であると実感される。
2014/03/07
tochork
50ページぐらいしかない薄い本なのですぐに読めますよ。 以下感想 教育基本法の改悪と競わせる学校の無意味性はもうコチラがびっくりするほどの強く主張されており心が動かされた。前半の益川敏英さんの講演は学校教育の有益さをわかりやすーく話してくれててためになった。この本の主張の大枠には全面的に同意する。
2010/11/26
まさきち
集会のまとめ。益川さんの講演は読む価値あり。パネルディスカッションは話し言葉そのままで議論をしてるので、内容がじゃっかん雑な印象。現状を伝えたいのであれば、どういうことがすすんでいるかなども本書に含めたほうがよかったのでは。この本だけでは反対意見のみで現状も問題点も把握しにくい。
2009/10/17
ジャッキー
「今こそ声をあげよう!教育を子どもたちのために四・二五集会」のパネルディスカッションと講演を元にした本。「席に座っていれば進級できる」から「習得したら進級できる」に変更が必要との事。非常に頷ける。
2014/01/12
ひやしなむる
「子どもを救え、そして大人たちを救え。まず自らを救え」。薄さの割に内容が濃い。頭の中ぐーるぐる。良い本。
2011/06/24
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