国家とアイデンティティを問う (岩波ブックレット NO. 772)
国家とアイデンティティを問う (岩波ブックレット NO. 772) / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
日本国憲法とアイデンティティで、ラミス教授は、国民は市民社会をつくり、現在まで続いている(18頁)のだが、この危機が安保法制である。萱野教授によると、重要なのは、国民を構成する原理は一枚岩でないということ。言語、文化、出生、国民経済の相互扶助的制度などで、国民の同一性が成り立つ(55頁)。
2016/01/08
gollum
う~ん、萱野さん、司会ができていないっていうか力不足だな。C.ダグラス・ラミス氏、姜尚中氏の発言には考えさせられるものがあったが。
2013/10/08
Sakana
薄く読みやすいのにも関わらず、重要な指摘がたくさん出ていたと思う。個人的には、国籍と戸籍の問題、それと国籍と責任についての話がおもしろかった。特に後者については、最近沖縄について考えていたこととも重なっていたので、そうそう!そうなんだよ!と思いながら読んだ(笑)。色んなエッセンスやポイントが凝縮されているので、この一冊からいくらでも議論を広げられる気がする。節ごとにディスカッションするのも楽しそうだな。
2015/12/12
砂糖 翠
個々の論点は面白いものの、話が噛み合ってない
2016/10/29
tuppo
甘えは許されない。なんて言ってすませていいものやら。
2014/01/31
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