アメリカン・ジハード 連鎖するテロのルーツ
アメリカン・ジハード 連鎖するテロのルーツ / 感想・レビュー
singoito2
アリギきっかけ。2003年の本だけれど、ガザ地区で市民を巻き込んだ攻撃が続いている現在、本書の意義はいささかも揺るがない印象です。「イスラエル国家は国家である。(略)他のどの国家とも同じく、監視を受けなければならない。単にパレスチナ人やイスラエル人のためばかりではなく、今こそそれにもまして人類全体のためにだ。」P288。また、米国のテロリスト養成に繋がる右旋回を支えたキリスト教右派に関する言及の中で2回(P106,P125)、統一教会の名が上げられている点も見逃せません。一読の価値あり。
2023/10/26
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