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アレクサンドリアの風

アレクサンドリアの風

アレクサンドリアの風

作家
中川 道夫
池澤夏樹
出版社
岩波書店
発売日
2006-07-21
ISBN
9784000220323
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アレクサンドリアの風 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

26cm×18.5cmの大型本。写真は中川道夫で池澤夏樹の文。取材は大半が1986年と2005年のもの。アレクサンドリアはヘレニズム時代以来、ひたすらにコスモポリタンな都市であり続けた。もちろん、今もそうだ。残念ながら未だ行ったことはないのだが、ぜひとも行ってみたい街のひとつである。もっと現代的な(ということは、やや無味乾燥な)都市を想像していたのだが、写真からはなかなかにアラビックでエキゾティシズムの横溢する街のようだ。そうしたオリエンタルな場面がことさらに選ばれていたのかもしれないが。

2021/04/30

Toshi

正直物足りなかった。何かいかにも行きずりの旅人が撮った写真集で、タイトルにもなっているアレキサンドリアの風が感じられなかった。調度この写真が撮られた頃(80年代後半)カイロに住んでいて、アレキサンドリアにも行った。地中海を見て、コルニーシュを馬車で走って、痩せたウニを食べて、カイロとは違った解放感を味わった。多分日本から行ってしまうと、アレキサンドリアもカイロも同じようにしか感じないのかも知れない。

2021/05/09

ポカホンタス

中川道夫の写真と池澤夏樹の文章。カヴァフィス理解のための資料として読んだ。国際都市であり歴史の荒波の中で翻弄された都市アレクサンドリアへのオマージュ。

2011/04/23

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