一枚の絵から 日本編
一枚の絵から 日本編 / 感想・レビュー
こうすけ
海外編もよかったけど、日本編もかなり面白い。美術方面はまったく知識がないので、こんな綺麗な絵を屏風に描くなんて、とか、若冲の野菜の絵めちゃうまい、とかいちいち驚き。それにしても、高畑監督みたいな視点と教養があったら、休日や旅行先で美術館めぐりしてもさぞ楽しいだろうなぁと憧れる。この本に触発されて、2冊も画集を買ってしまったが、ちゃんとハマることはできるだろうか。
2020/11/11
トラッキー
映画監督の目で見ると日本の名画がこう見えるんだと感心。特に絵巻物の解説は、カメラがズームインしたり引いたりしながら時間の経過を追いかけていくような感覚で、絵巻物が現代映画に負けない「映画作品」であることに気づかされた。国宝級の作品と共に知られざる名画が画家の生きざま等と共に紹介されているのも好感が持てる。
2012/02/26
鼻毛カッター
自宅で読んでしまったけど、図版が収録されている絵の他に同じ作者や同時代の作品、西洋の絵など別の作品などに言及されていることが多いので美術書がそろっている公共図書館で読んだほうがいいかも。ネットでも見られるが、ネットのは粗かったり小さいことが多いので。
2011/01/14
ぽこぺん
一枚の絵とじっくり向き合い、さらに他人の評を読み、さらに味わい尽くし。それを言葉として表現する。でもきっと表現しきれない。それが絵というものなんでしょうね
2010/04/16
Romany
期待しなかったがよかった。
2010/02/20
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