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虚誕

虚誕

虚誕

作家
鳥越俊太郎
小林 ゆうこ
出版社
岩波書店
発売日
2002-11-24
ISBN
9784000225229
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虚誕 / 感想・レビュー

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ちょこちん

★★☆☆☆ 訴状などの文章が多くてなんだか・・・

2018/10/15

Midori Nozawa

図書館の貸し出し期限を迎えて、延長を願い出て読み終えました。(裁判のこまかな調書の部分など少々飛ばし読みもありますが)今も記憶に新しい事件の全容をある程度理解することができました。国家と警察、二ツの権力に対する闘いは大変だったと思います。両親の娘に対する愛情がその闘いを最後まで頑張らせたのだと思います。今も変わらぬお役所の隠ぺい体質、文書捏造、改ざんなどは自分に降りかからなければみて見ぬふり。当事者は縦社会の中で自分を無にして命令に従うしかないのでしょうか?不正、不実への怒りが込み上げる。

2019/03/22

しんすけ

桶川ストーカー事件がストーカー規正法の起因になったことは三十歳以上の大半は記憶しているだろう。この事件は警察の職業意識低下が齎したものだったことが、今では常識になっている。しかし、法制定以後に警察の職業意識は向上しただろうか。そのようには全く観えない。警察組織を守るために事実を隠蔽する体質には全く変化はない。ストーカー規正法に対しても警察は「捜査する時間も余力もない」という態度を未だ崩していないのだ。

2016/09/22

paxomnibus

警官達の女性蔑視が被害者女性の訴えを真摯に受け止めなかった原因だろうと書かれていてスッキリした。告訴状を書き換える等の隠蔽行為は自分達の無能と怠慢を隠したいという、つまり面子を守りたいという思いからだろう。殺害実行犯の「刺すと言ったからには刺さねば」という思い込みも自分の面子を保つためだから、根っこは同じだ。彼女は「有害な男らしさ」によって二重に命を奪われたと言っても過言ではない。それにしても『翔んで埼玉』で池袋と埼玉の距離感が知れてて助かった。犯人達は所有のヘルスで警官達を格安で遊ばせてたに違いないわ。

2022/07/27

りっちー

都知事選挙の前に読み始めたのですが、知事選のドタバタですっかり興味を失いました。途中までは読みましたが、色あせてしまい通読できませんでした。

2016/12/04

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