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声の力: 歌・語り・子ども

声の力: 歌・語り・子ども

声の力: 歌・語り・子ども

作家
河合隼雄
出版社
岩波書店
発売日
2002-04-22
ISBN
9784000228213
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声の力: 歌・語り・子ども / 感想・レビュー

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joyjoy

昔話に似合う声だね、と言われたことがある。声の表情って面白いね。声は、そこにのっかってる言葉以上のものを、伝える力があるね。息子が年中の頃、小鳥のお世話をしながら「いいな、ことりさんは。ママに優しい声で話してもらって…」と言われたのを思い出す。子どもは声の表情に敏感。家族や周りの人に話しかけるときの私の声は、何を伝えてる? ときには自分の声にも、耳をすましてみよう。 声は触覚的、声は愛撫のかたちのひとつ、という言葉、心に残る。

2021/08/05

Bridge

河合先生の子どもの頃の楽しげなお家の様子に、こちらもニヤニヤしながら読み始めました。 わらべうた、語り、そして歌うこと、最近はポエトリーリーディングにも挑戦している私にはどのお話も自分事として読めました。だからかな?寝しなにほとんどよんでしまうと、エネルギーが高まっていたのか心拍数が上がって、なかなか眠れませんでした。

2021/07/04

aoi

面白いお話がたくさん。「童謡」と「わらべうた」と「唱歌」の違いや、「読み聞かせ」と「語り聞かせ」の違い。ファンタジー好きの私としては、河合さんのファンタジーについての言葉には、激しく同意。ファンタジーは現実逃避ではなく、ファンタジーを通して現実を見ることで、考えさせられることがある。 また、戦前から生き抜いた方々の「歌」への感覚。それが、それこそ上記のファンタジーのもたらす作用のように、翻って私に「現実」を突きつけてくる。今を、ぬるい世界ではなく、あったかい世界、と思えるように生きたいなあ。

2015/06/22

CBF

(★★★☆☆) 臨床心理学者、童謡作家、詩人、声楽家の四人が、子ども文化を軸に、「声」、そして「歌」「語り」を縦横に論じる。現代における声の可能性が再考されるー。 そう言えば、中学?高校?時代以来、音読というものをしてないなぁと気付いた。たまにプレゼンとかで声張るとすぐ喉痛くなるのは、やっぱり声帯機能(?)が衰えてるんだろうか...。 『自分の心とからだの内部の、他の声や音を聞くことのできる静けさというのか、そういうものも大切ですね。自分がざわざわしているとなかなか人の話って聞けないじゃないですか。』

2019/11/04

円舞曲

読みきかせのための参考資料。

2011/09/17

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