ことば談義寐ても寤ても
ことば談義寐ても寤ても / 感想・レビュー
Tonex
国語学者・山田俊雄と英文学者・柳瀬尚紀の対談本。『フィネガンズ・ウェイク』や『ユリシーズ』の翻訳の裏話がたびたび語られるが、ややこしいからか、まったく具体的な話はしてくれない。▼『フィネガンズ・ウェイク』は英語を壊して、そうとう無茶苦茶なところまでいっているが、根っこにあるものは古い言語。そこでそれを翻訳するために、古い言葉を探すというのを本気で7年半やった。本居宣長全集からも3つくらい拾った。……という話をするが、本居宣長全集からどのような言葉を拾ってどう翻訳に使ったかは書かれていない。
2016/02/15
脳疣沼
対談本であるが、かなり難解と言うか、この対談を楽しめる人は、それなりに日本語について知識がある人ということになろうか。
2016/04/19
tamioar
怖いよ。
2018/05/06
感想・レビューをもっと見る