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作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I)

作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I)

作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I)

作家
青山南
出版社
岩波書店
発売日
2015-11-28
ISBN
9784000230599
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作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I) / 感想・レビュー

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harass

図書館本。米の文芸雑誌の作家インタビューを編集したもの。カポーティ、マキュアン、ボウルズ目当てだったが、イサク・ディネセンのインタビューが予想外に面白かった。奔放な人やなあと。個人的にほうと思ったのは、ジョン・チーヴァーの対談の中で、小説を書くことについてで、『毎日少しずつ書く。希望も絶望も持たずに』とでてきた。このフレーズをどこかで聞いたことがあったのだが、イサク・ディネセンの言葉なのだそうだ。ほかにはポール・ボウルズの個性に興味を惹かれた。しかしいろんな人がいるものだ。

2016/03/16

くさてる

アメリカの文芸誌に掲載された数々の有名作家へのインタビュー。「じっくり」という題名が示すように、ほんとうに濃くたっぷりと聞いている内容で、まるで目の前にその作家がいるようでした。好きな作家としては、カポーティとチーヴァー、アリス・マンローの内容が興味深かったですが、未読の作家では、イサク・ディネセンが印象深かったです。

2020/02/27

柳瀬敬二

アメリカ(フランスではない)文芸誌の作家インタビュー集その1。有名所だとカポーティやケルアック辺りか。全員が作家という同一の職業でありながら、小説の書き方、執筆という行為の意味を始めとして何から何まで異なっている。大量に本に囲まれた裕福な家に生まれた作家はむしろ少なく、マキューアンの父親は下士官で、カーヴァーの父親は製材所で働いていた。アメリカという国、黒人であること、女であること。様々なバックグラウンドに縛られたまま作家達はただ書き続ける。

2016/04/21

訃報

一番好きなカポーティは想像以上にプロ意識の人だった。センスで書いてる感あるけど、それだけじゃないんだなあ、あの完璧な文章は、いくら天才と言えど、やはり拘り抜いた末の産物だったのだ。ケルアックはお前小説の登場人物かよと言いたくなる喋りっぷりで、言葉のすべてが詩のような、ほんとにこんな人間いるんだなあという感じ、あからさまなカリスマ性を放っている。逆に自我が薄すぎるという意味で不思議なポール・ボウルズは気になる、読んだこと無いので発注した。ボルヘスは名言が多い。敬語で訳してるのがなんか笑ける。

2016/01/02

sibasiba

パリ生まれのアメリカ文芸誌に掲載された作家へのインタビューをまとめたもの。読んだ事ある作家は三人しかいない。マキューアンは初期作品大好きだったのにいつの間にか読まなくなったな-。マンローは何か良い感じな語りかけで作品を読みたくなった。ケルアックはうるさい。

2017/03/12

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