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総理の原稿――新しい政治の言葉を模索した266日

総理の原稿――新しい政治の言葉を模索した266日

総理の原稿――新しい政治の言葉を模索した266日

作家
平田オリザ
松井 孝治
出版社
岩波書店
発売日
2011-04-08
ISBN
9784000237253
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総理の原稿――新しい政治の言葉を模索した266日 / 感想・レビュー

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ブランドのアーメン

理想に溢れた熱意が溢れている。言葉の力を信じ、言葉の力で散った政権の言葉担当の裏話し。

2017/02/23

あんころもち

「鳩山由起夫」という政権交代のシンボルを作り上げた裏方2人の回顧録。中選挙区時代における派閥政治、政官財のトライアングルといった弊害を取り除くための「政治主導」(≠政治家主導)を追究した姿勢が興味深い。とりわけ、「自分の言葉で国民に語りかける」というスタンス、そしてそのためのミーティングやtwitterの活用など、新しい政治の実験という意味でその功績は大きいように思われる。結局、鳩山内閣で「政権交代」はほとんど終わったようなものだが、この理念は忘れてはいけないように思う。

2015/03/11

kunihiko@240mercer

政権交代直後、総理の演説にかかわった2人の対談。総理が、その自ら発する言葉の重さを活用し、いかに内外に発信をし、リーダーシップをとるか。今回は、松井副長官、そのネットワークで平田氏、佐藤氏といった個人的なつながりで行ったとのことだが、その機能をいかに強化していくか。権限争いや、地方、民間に首をつっこむのでなく、官(民)の資源を戦略策定やその内外への発信に注ぐべきとの指摘はまさにその通りかと感じた。国民と政治の距離を近づけるための、twitterやリアル鳩カフェ、新しい公共円卓会議などの試みについての興味深

2012/05/13

Yoko Oishi

原田マハのスピーチライターはフィクションだけど、こちらは本当の総理のスピーチにまつわる対談。鳩山さんの時に平田オリザさんが関係してたなんて知らなかった。開かれた政府ということで色々やっていたんだなぁ。という時点で浸透しきっていなかったということだけど。後半ではスピーチそのものが載っていて本文中の答え合わせ的で面白かった。

2017/05/22

Ich_co

自分がコミュニケーションデザインと呼ぶことの感覚があっていた安堵感。今のタイミングでよむべきだった本。出会うべくして出会った感。

2016/02/05

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