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食ベ物の声を聴け!

食ベ物の声を聴け!

食ベ物の声を聴け!

作家
魚柄仁之助
出版社
岩波書店
発売日
2011-04-08
ISBN
9784000237925
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食ベ物の声を聴け! / 感想・レビュー

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きゅうり

第一次大戦中のヒンドヘーデの非常時の食糧政策、知らなかった。西欧人も穀物を中心とした質素な食生活が身体にいいのね。だけど今でも身体を作るタンパク質=肉の栄養学が一般的だよね。科学技術の進歩で戦後、食事、生活スタイルが激変した。家事のアウトソーシングが手軽で外食も安価な現代、自分を作る食事を人任せにせず大事にしたい。共同炊事という考え方はわたしも賛同。今流行りのシェアハウスだね。

2015/01/09

sibasiba

住まいの構造が食生活を変えたという指摘は考えたこともなかった。焼き魚や煮物の減少が好みの変化だけでないかも。過疎化は止まらないだろうし買い物難民は問題。内容は非常に興味深かったが文章が苦手。

2014/06/01

kinoko-no

家事力付けるっていうのは大賛成。あと、外食とか内食とか言われているけれど、やっぱり素材から作ったほうがおいしいし、価格も安く済むし、変なものが入っていないっていうのがわかるから安心。あとがきの少年の話はとてもよかった。彼は生きる力を得たんだと思う。

2013/12/05

ゆうか

私は現代っ子代表のような人間なので、聞いていて耳が痛いところがちらほら…。八宝菜どころか、カレーすら一人でまともに作れるのか怪しいくらい。でも、将来一人暮らしするようになれば当然自炊しなければならないわけで、その時はきちんと食べ物の声を聞いて料理ができる人間を目指そうと思った。今の食料自給率はカロリーベースだとか、詐欺魚が世にはいたって普通に出回っているなど、勉強になることがいっぱいだった。食の安全の問題が話題になっている今こそ、私たちは他人任せが当たり前な日本の食の形態を見直すべきなのではないだろうか。

2015/01/10

薔薇喰い姫

あとがきの少年、ええ子やねえ。

2011/11/11

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