普請の顛末: デザイン史家と建築家の家づくり
普請の顛末: デザイン史家と建築家の家づくり / 感想・レビュー
おこ
建築をする人からすると物足りない内容の本だった。 結局その考えからどんなものが生まれたのか、言葉では書かれているけれど、ビジュアルがないのが残念。。 読んでいるだけだと、建築家とクライアントの間に壁があるように感じられてしまう。そしてこの本が新たな住まいを考えている人に勧めたいものかと聞かれても言葉に窮してしまう。好きな建築家も書いた本だから期待していたけど少し残念。家が出来上がる過程が書きたいのか、歴史への知をアピールしたいのか。ただ近代建築のディテールを散りばめたのは面白い。そういう引き出しは必要だ。
2018/09/08
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