病んでこそ知る老いてこそ始まる
病んでこそ知る老いてこそ始まる / 感想・レビュー
K
日野原先生と岩波ホール支配人の高野さんの対談本。日野原先生の言葉を読みたくて手に取ったのですが、高野さんがお母様の介護をする中で、良かれと思ってああしてこうしてと言っていたことが実は自分のためでしかなかったと気づき、「自分がリハビリを頑張らなければ、悦子がひとりぼっちになってしまってかわいそう」というお母様の娘を思う心を知って、お母様を介護できる喜びをかみしめるようになった、という話に、電車の中で読んでいたのに涙が出てしまった。わたしも母にすごくたくさんの愛を貰っているのに、全然返せていない…
2022/06/11
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