「解説」する文学
「解説」する文学 / 感想・レビュー
踊る猫
著者の書く文章からは確かな温もりを感じる。俗に言う「美文」「名文」ではないかもしれないが、ヒューマンタッチであり他人を単なるデータや素材として捉えていない誠実さを感じるのだ。私自身がこれまで読めていなかった作家ばかりを「解説」した本書はしたがって堪能できたとは言いづらいが、しかし著者のハードボイルドな職人魂・職人気質は好ましく感じられる。個人的な好悪を判断の材料に入れていないところも素晴らしいと思う。が、悪く言えば男臭いというかオヤジ臭い本でもある(重箱の隅をつつくような感想で恐縮です)。渋い仕事を読んだ
2022/02/06
moca rainy
ここにある解説を読んで、読みたくなった本はなかった。
2012/03/16
tkm66
結構面白かった、筈。
2012/01/05
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