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現代日本文化論〈8〉欲望と消費

現代日本文化論〈8〉欲望と消費

現代日本文化論〈8〉欲望と消費

作家
河合隼雄
上野千鶴子
出版社
岩波書店
発売日
1997-10-07
ISBN
9784000261289
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現代日本文化論〈8〉欲望と消費 / 感想・レビュー

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minori

バブル時代のことを学ぶために読んでみた本。 現代における「欲望」とは、消費に対する欲望と定義できるようになった(p2)とのこと。 欲望があるから市場が発生するのではなく、市場によって価値を与えられるからこそ欲望が発生するという転倒が起きている。 「経済のあり方が恋愛や結婚のシステムを規定している」(p53)とのこと。たとえば、戦時中は「戦争を勝利に導く兵力と労働力の確保のための仕組みが終身結婚制だったのである」(p56)。必要なのは、自分自身でライフスタイルの選択権を取り戻すこと。

2012/01/17

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