現代日本文化論〈10〉夢と遊び
現代日本文化論〈10〉夢と遊び / 感想・レビュー
nonchaka
スポーツの中の夢と遊び(平尾誠二)をチェック。1997年発行の本書に、「日本の体育会的な発想は良くない」ということ、「中学校、高校の部活動の勝利至上主義の弊害について」が、明記されている。彼の神戸製鋼時代、ラグビー部の練習時間を短縮したことが、物議をかもしたことを思い出した。このことからもわかるように、本来、スポーツというものが持つ正当な意味合いや、間違った方向(コーチの体罰問題など)に走ってしまいがちなことへの警告を、彼は、この当時から、発言していたことになる。 平尾誠二、あなたは、やはり、素晴らしい!
2013/02/21
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