北斗に誓えば (完全版 十字路が見える)
北斗に誓えば (完全版 十字路が見える) / 感想・レビュー
starbro
北方 謙三は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『十字路が見える』シリーズ全四巻、東西南北、二段組1,350頁超完読しました。最後のⅣ巻は新作でした。オススメは、船戸与一関連のエッセイ&松浦寿輝氏との対談「もうひとつの十字路」です。しかし新潮に連載していたにも関わらず、岩波書店刊は不思議です。著者は現在76歳ですが、少なくとも88歳位までは新作を書き続けて欲しいと思います。 https://www.iwanami.co.jp/crossroads/
2023/05/26
都人
このブログを始めたのが、2009年の8月、読んだ本が2229冊になる。その中で岩波書店の本はこのシリーズの4冊だけだ。週刊新潮に連載されていたのに、ハードカバーは岩波、収益増のためなのか。映画に関する不確かな知識だが、この本には、著者が映画が好きと言うこともあり、その話が多く出てくる。イタリア製の西部劇、日本では「マカロニ・ウエスタン」と呼ばれるが、本場のハリウッドでは「スパゲッティ・ウエスタン」と呼ばれていると聞いたことがある。
2023/06/16
IysKG213
十字路が見える完全版最終巻。この巻の収録作は全部既刊未収録。 巻末に松浦寿輝氏との対談付き。 全4巻、普段なら読むのが嫌になるところだが、全て作者とバーで話をしている様な感で、「へぇ〜」「ふ〜ん」と相槌を入れながらすっと読めてしまった。 できるならば、電子にもしてほしい。常に傍に置いて読める様にしてほしい。 連載をしていた新潮なのか、この本をだした岩波なのかわからんが、頼むよ。 最後に愛猫レモンの話、エッセイに描かれたことしか知らないが、ここまで読み続けた身としては寂しいよ。
2024/11/04
感想・レビューをもっと見る