日本語を生きる (21世紀文学の創造 別巻)
日本語を生きる (21世紀文学の創造 別巻) / 感想・レビュー
ぽっか
ルール:高田さん(56歳男性)を登場させ、小説・戯曲・詩を書くこと。作品はもちろんだが特に最後の鼎談が面白くて、ルールの下で書くことによってジャンルの違いが意識化されたと言う。詩人は何を書いても詩になるし小説家もまた然り。じゃあ詩らしさって何かというと、言葉ありきで始まること。他者と共有可能なコトバが触媒となって連想が次々とうまれる。逆に小説はもやもやとした私的な思いが先にあって、書いていくうちにどこか「よりよい場所」へたどり着く、その移動感が重要となる。単なる言葉では移動のエンジンになりえないんだとか。
2019/04/25
つかさちゃん
谷川俊太郎。氏の文章はすばらしい。その言葉を、どうにかして手に入れたい、と思う。
2009/01/18
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