政治哲学 (〈一冊でわかる〉シリーズ)
政治哲学 (〈一冊でわかる〉シリーズ) / 感想・レビュー
しゃん
政治哲学の論点や現代的トピックについて、思想家の思想を示しながら、著者の考えの筋道が示されている。訳書ゆえの読みにくさがあったが、「一冊でわかる」というだけあって、コンパクトにまとめられており、また挿絵も入れられてあったので、総じて興味深く読むことができた。これから、巻末の文献案内に沿って、深めていきたいと思った。
2018/07/02
masabi
政治哲学の入門書。平易な言葉で概念を説明しているので、格段の予備知識は必要ない。教科書的な項目の羅列ではなく、ロールズの正義の原理について第一原理はそのままに、第二原理はソーシャルミニマムと真価の原理を導入することで社会経済的不平等を是正するとの提案がある。筆者の他の著作に当たって検討することにしたい。
2015/09/15
みゆき
著名な哲学者の考えをまとめた網羅性の高いものを期待していたが、思っていたより筆者の意見が強かった。文章が良いのでそのままでも十分面白いけど、プラトンからロールズあたりまでの古典に関する知識があるとより楽しめるかも、と思った。アナーキストの批判(2章)、マイノリティ(6章)、グローバル化に伴う国民国家の衰退(7章)が興味深かった。
2017/05/21
陽香
20050325
2016/03/25
光久 佑一
正直、難しかったです。時間を結構かけた癖に、全然、読解に至っていません。アナーキズムやリバタリアニズムの欠陥、リベラリズムやデモクラシーの難度、複雑性についての再確認が何となくできたような、できてないような(^^;; 社会正義、世界政府については、特に要再読かな。まだまだ全くもって未熟です。。。
2015/11/05
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