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アンシャン・レジーム (ヨーロッパ史入門)

アンシャン・レジーム (ヨーロッパ史入門)

アンシャン・レジーム (ヨーロッパ史入門)

作家
ウィリアム ドイル
WilliamDoyle
福井憲彦
出版社
岩波書店
発売日
2004-10-20
ISBN
9784000270922
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アンシャン・レジーム (ヨーロッパ史入門) / 感想・レビュー

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あなほりふくろう

フランス史、とりわけフランス革命における「旧い体制」をもっと範囲・時期ともに視野を広げた上で再考察している。テーヌは1789年の人々を「無教養で躁病的な暴徒」とばっさり切り捨てる。実際、近視眼的な政治体制の破壊はともかく古代から連綿と続く社会・経済的な体制は衰退しつつも連続を保っていた。打破してないんである。1840以降、鉄道の出現による経済構造の変化が起こるまで続いたそれは結局のところ革命では覆せなかったわけで、必要なのは技術的革新と創造ということか。1789年革命とは一体何だったのか、疑問は続く。

2013/07/25

tamioar

再読。経済史はよく分からない。

2017/07/08

ダージリン

打破すべき旧体制として教科書では教わった気がするが、そうそう単純なものではないようだ。 アンシャン・レジームが完全に壊れたのは鉄道以後の産業化だったというのはやや意外だが、IT革命なんかを見ても、技術が社会に与えるインパクトは確かに大きいかも知れない。

2011/08/20

almadaini

行間が広くて、思ったよりやや軽めの内容。「アンシャン・レジーム」(=フランス革命以前の「旧体制」)に関する評価/考え方の研究史。

2009/06/15

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