言説・表象の磁場 (シリーズ戦争と社会 第4巻)
言説・表象の磁場 (シリーズ戦争と社会 第4巻) / 感想・レビュー
KA
森下達「ネット時代の「歴史認識」──「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ」。『戦争論』から『嫌韓流』への移行で「特権的な作家」が脱落し、「ナイーブな自己批判」視点の欠落は「アイロニー」を消滅させ、結果として小林がネトウヨと対峙する。なるほど「バックラッシュ保守クラスタ」の特権的なプレイヤーは現在もいるが(安倍元首相がまさにその筆頭なわけだけど)、たしかに「サブカル保守クラスタ」は小林以降に特権的な存在はいないなぁ。百田はここでは前者だろうし。これは多くの分野にも同様のことが言えそうですね。
2022/04/08
しじま・炎のラニーナchang
「語り」の社会的磁場を読み解き、戦争の「語り」における制約・忘却を可視化。
2022/09/15
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