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青春の言葉たち (沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉)

青春の言葉たち (沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉)

青春の言葉たち (沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉)

作家
沢木耕太郎
出版社
岩波書店
発売日
2020-03-12
ISBN
9784000280785
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青春の言葉たち (沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉) / 感想・レビュー

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starbro

一昨日の第一巻に続いて、第二巻です。サブタイトルが『青春の言葉たち』だけあって、セッション相手は多少若めでした。どのセッションも面白いですが、オススメは、吉永小百合&尾崎豊です。🎶BGMは勿論、尾崎豊で読みました。 https://www.youtube.com/watch?v=d52LBKxEbxg 続いて、第三巻へ。トータルの感想は全四巻読了後に。 https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/3272

2020/06/20

シャコタンブルー

吉永小百合、尾崎豊、周防正行等各界の著名人10人との対談集。若き日の彼等の言葉が青葉のようにキラキラ輝いて眩しくも感じた。大沢たかおさんとの「深夜特急」の対談が一番印象に残った。書いた人、演じた人それぞれの深夜特急が人生の一部分に残した役割の大きさ深さを感じた。大沢さんの印象も読後全く変わった。たった一冊の本が多くの若者のバイブルになり影響を与え続けていることの凄さは感嘆に値する。巻末の淀川長治さん、井上陽水さんのエピソードも素晴らしかった。

2020/04/12

あきあかね

 常に聴き手となる「インタビュー」と違って、時に著者も話し手となり、互いの言葉が触発し合う「セッション」。異なる二つの人生が、対談という場で束の間交差する。 淀川長治との対談では、初めは淀川の独演会をただ聴くだけだったが、著者のある話をきっかけに互いの心の距離が縮まり、人と人同士の内奥の語らいへと変容する。これまでの人生の時間も生き方も違う二人が、能動的な著者の言葉を触媒として、共通点を見出す快さ。既に相手の内に確固としてあるものを単に聞き出すのではなく、相手も気づいていない心の底の鉱脈を引き出すセッシ⇒

2020/12/06

踊る猫

誰と対峙しても沢木耕太郎は沢木耕太郎として、節度を保ち羽目を外さず接する。いや当たり前のことじゃないかと言われるかもしれないが、ならその「当たり前」を凡事徹底でこなすところが沢木のストイックなプロ意識の表れであると受け取れるのではないか。どんな相手に対しても誠実に、格好を崩さず。そんなプロ意識が清潔に匂ってくるこのインタビュー集は端的に読んでいて清々しく、こちらも意外な相手が論理的・理知的に己を拓くのを感じ取ることができ面白く読める。その分優等生的に過ぎるとも解釈できるが、私はこのプロ意識に素直に脱帽する

2023/04/04

ポン

『見えない水路』尾崎豊さんが亡くなる一年前に発表された対談。まさか尾崎さんと対談されていたとは知りませんでした。とても楽しそうな様子からは、尾崎さんが一年後になくなることは想像できないです。沢木さんとの対談で何かを見つけようとされていたような印象も受けます。

2020/06/03

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