もしもソクラテスに口説かれたら―愛について・自己について (双書 哲学塾)
もしもソクラテスに口説かれたら―愛について・自己について (双書 哲学塾) / 感想・レビュー
ちさと
お茶の水女子大のゼミの様子を抜粋。プラトンの「アルキビアデス」の対話篇でのソクラテスの口説き文句について、その文句に効果があるかどうかを学生とわいわい議論しています。哲学的問題を長い間取り扱ってきた土屋先生が、哲学的思考にまだ不慣れな学生の素朴すぎる疑問を理解して、どう導いていくかが見どころ。ゼミに一緒に参加しているような感覚で読みました。最終的には土屋先生の著書を何冊か読んでいると想像がつく落としどころでまとまっていました。
2019/01/22
NOBU
土屋教授の真面目側本やけどオモロイ内容やった。 実際のゼミで行われた、ソクラテスの主張に対する議論。結論を導くのではなく、むしろ哲学を体験することが主眼になっているように感じた。学生達の主張や疑問、戸惑いに共感し応援したくなる。 はい、教授!結局全然納得出来ません!(それが狙いかも?) 心と脳の関係、ことばづかいについて、更に知りたい。 哲学塾、猛烈入塾希望!もしソクラテスに口説かれたら、「四の五の言うてるんちゃう!好きは好きでそれだけでええねん!うるさいわ!」とグーでどつくかも…。
2011/04/26
魚京童!
ぼくは、哲学者は考えが足りないと思うんだけど。まあ、いいや。
2015/02/11
viola
ブロガーさんに教えてもらいました☆衝撃的なタイトルだから、ふざけた本かと思ったら・・・ゼミ形式の「哲学」の授業です。 哲学を理解させるための本ではなくて、各自考えさせるための本。読んでいて非常に面白く、一気読みしました。
2010/03/24
もっち
「わたしはあなたの顔も性格も嫌いですが、あなた自身を愛しています」という口説き文句は使えるのか、ってことを150ページかけて考える本。
2016/02/06
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