なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)
なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾) / 感想・レビュー
POYOCHIN
なぜ私は私なのか?この世には無数の私がいるだろうが現にこの私なのはこの私だけだ。私に、この私に、<これ>が降臨している。この世界に私が一人だろうが、全人類が私だろうがこの私に現に光臨しているのは<これ>だけなのだ。光臨こそ無内包!!!<これ>は現にここに今ここにしかないけど誰もに開かれているとなぜわかるのか?"奇跡"。
2010/04/15
テツ
「我思う。故に我在り」 ではその「思う」ことを行う主体、思うという意識は何なのか。それこそが自分自身であるのだろうか。自分と他人。自分の意識と他人の(が持っているだろう)意識。それらを分かつ一番大きな物は何なのだろう。永井均は好きで著作を大抵読んでいるのでこの本自体はわりとすんなりと読み進められたけれど、苦手分野なので意識的に避けてきた分析哲学と、永井均が好きなヴィトゲンシュタインを学んでみようかなと思った。
2014/12/14
ichiro-k
著者の本の内容は、私には理解できない。永井均の書いたモンはたいがいそうだ。自己嫌悪に近いストレスを感じる。相変わらず「読書欲」が減退している。こうしたことが原因?
2011/08/31
naoan
ひとまず通読
2017/03/16
coaf
面白かった。意識や他者の問題は僕も最近考えていたことだったので興味深く読むことができた。目から鱗が落ちた。内包の概念が出てきてから分からなくなってしまった。購入決定。
2013/06/15
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