KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

どうする・どうなる口蹄疫 (岩波科学ライブラリー)

どうする・どうなる口蹄疫 (岩波科学ライブラリー)

どうする・どうなる口蹄疫 (岩波科学ライブラリー)

作家
山内一也
出版社
岩波書店
発売日
2010-10-27
ISBN
9784000295758
amazonで購入する

どうする・どうなる口蹄疫 (岩波科学ライブラリー) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

星空の挑戦者

100年周期の今回の感染。農業テロということも有り得るらしい。牛もったいないねえ。

2010/11/24

kenitirokikuti

口蹄疫は日本では2010年に宮崎県で発生した。かつては流行性の口内炎で地方病という扱い。ウイルスが特定され、また国際間貿易が盛んになったため、重く扱われるようになった。家畜の場合、ワクチンを打ってもワクチンによる抗体か感染による抗体か区別できなかったので結局殺処分するのね。予防接種を行うと、清浄国として輸出のアドバンテッジが失われるようである▲家畜へのワクチン適用を見ると「動物の福祉」観が違って見えるなぁ。

2020/06/11

calaf

口蹄疫...2010年の宮崎の騒動以前には聞いたこともなかった言葉ですが、ギリシャ時代から知られていた病気なのですね...そして、厚生労働省は人間には感染しないなどと言っているが、本当は人間にも感染する!!!(ただし、感染率は低く、感染しても重症化する事はない)こういう誤情報を流す意味があるのだろうか...

2012/01/20

おゆき

口蹄疫に関する各国の歴史と、ウイルス学に基づいた研究の進展や現在の課題を指摘した本。口蹄疫発生時の現在の対応は、感染拡大を防ぐためのワクチンを接種した上で、全頭殺処分。これは300年ほど前から行われている方法から変わっていない。300年前から今までの間に「生かすためのワクチン」(ウイルスが作られるときに一緒に作られるタンパク質を除いたワクチンや遺伝子組み換えワクチン)が作られているにも関わらず、昔から変わらない対処法をしていることに疑問を呈している。

2018/01/24

kozawa

面白く読んだ。口蹄疫の歴史、その他の牛の病、口蹄疫がどんだけ感染ルートわかりにくいかが分かるような過去の実例の数々。最新技術ではワクチンと感染の区別付くんじゃねという話などなど。

2012/03/06

感想・レビューをもっと見る