トトロの生まれたところ
トトロの生まれたところ / 感想・レビュー
あっか
トトロを生み出した風景が色濃く残る所沢が舞台の、トトロの世界がリアルで伝わってくるあったかい本。宮﨑駿さんの奥様の水彩画がとにかく素敵ー!本著では植物中心ですが、こんなにたくさんの生き物と一緒に暮らしてるんだなと実感できる。トトロが生まれてゆくイメージ画も初めて見ました。
2019/01/28
寂しがり屋の狼さん
【図書館にて】映画『となりのトトロ』の舞台となった所沢。四季折々の風景や植物が「宮崎朱美」さんの美しいスケッチ日記で綴られている。当初のタイトルは『所沢にいるとなりのおばけ』で、それが縮んで『となりのトトロ』になったとか(笑)監督へのインタビュー、八国山(映画では七国山)の写真、宮崎駿監督が描いた初期のトトロのイメージボードなど『となりのトトロ』の世界が詰まった一冊でした_〆(゚▽゚*)
2019/05/18
翔(かける)
2019年の始まりは、宮﨑駿にトトロのインスピレーションをわかせるきっかけとなった所沢の本から。所沢は好きな街。こんなに緑豊かな場所があるなんて知らなかったなぁ。七国山のモデルになった八国山、宮﨑さんがゴミ拾いをしにいくかみの山、鬱蒼とした森が広がる狭山丘陵…今年行ってみたい場所。奥さんの宮﨑朱美さんの描く草花を覚えていくと、さらにおもしろいかも。
2019/01/02
panashe
トトロは「所沢にいるとなりのおばけ」が元々のタイトルだったとか。宮崎駿さんの奥様、宮崎朱美さんの描く「ふるさとスケッチ日記」が和みます。所沢、秋津、懐かしい。またトトロ見たくなっちゃったな……。
2018/07/31
ねこさん
宮崎監督が『となりのトトロ』を着想した所沢の天然林。イメージボードと監督インタビュー、カメラを持って森に入り「神さまの住処」「トトロの落し物」等、分別知を駆使する鈴木P。そのプロデュース力には目をつぶりつつ、見るべきは宮崎朱美さん(駿氏の奥様)が描く衒いのない水彩画。映画で開いた自分の目で身の回りの世界を見て欲しいというのがジブリの狙いだとは思うが、一定の距離が取れないとただのファンになってしまう。事象から価値を抽出する思考のクセから離れて見ること、つまり身体知を使うのは難しいと淵の森にて蚊に刺されつつ。
2022/09/16
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