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人間晩年図巻 2008―11年3月11日

人間晩年図巻 2008―11年3月11日

人間晩年図巻 2008―11年3月11日

作家
関川夏央
出版社
岩波書店
発売日
2021-12-27
ISBN
9784000615075
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人間晩年図巻 2008―11年3月11日 / 感想・レビュー

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ma-bo

シリーズ第5弾。有名人・著名人の人生と晩年をたどる。ただ最後は東日本大震災で家族を亡くした4歳の女の子のママへの手紙で終わる。作者としては区切りとしたのだろうか?

2022/02/17

kawa

作家、芸能の人、政治家、一般の人等、流石に10年位前となると、馴染みの人、知っている人も多く、前巻で少し感じたマンネリ感が取り払われ興味深くの一気読み。忌野清志郎や浅川マキに70年、80年代の思い出が蘇る。「こんな狭いライブハウス(満員の武道館)始めてだぜ!」、確かに。渋谷・屋根裏、ブレイク・アウト前のRCのライブは観客が10人位しかいなかった。知らなかった高杉一郎、草森新一、ちょっと知っている梅棹忠夫等、早即図書や映像をリクエスト。

2022/09/27

踊る猫

これは過去への追憶に耽るための本であるだろう。過去に確実に存在した様々な著名人、起こった様々な出来事を振り返り愛おしむための本であるだろう、と。だが、同時にこの本は「今ここ」を見つめ直すための本でもあると思った。「今ここ」を生きるしかない私たちが、その「今ここ」へと私たちを導いた数多くの歴史の証人たちに敬意を表するための本……このシリーズのコンセプトに慣れてきたせいか、どの著名人の死もすんなりと呑み込んで厳粛に対峙することができるようになった。だが、やはり死は呆気なく訪れるものだという事実の前に言葉がない

2022/02/05

山田太郎

山田風太郎のはいま考えるとすごいものだといまさらながら感心するというか。なんか結構あっちこっちにとんでいくとっちらかったかんじするがそれがいいような。えらく昔の話のような気がするがそうでもなく年取るというのはこういうかんじなのかと思いつつ読む。ホテルカリフォルニア聞きながら感想入力すると妙に本の内容とはまるなと。名曲だなやっぱり。

2022/04/16

よしじ乃輔

2008年から2011年3月11日までに亡くなった28人の晩年と全盛期の記録。2011年3月11日と明確にしているのは東日本大震災で生き残った少女の家族への手紙の手紙で結んでいます。著名、無名を問わず取り上げ、時代を表現する手法との事。晩年は今かもしれない。いつ死ぬかはわからないものだから、と思ってしまう読後でした。

2022/02/24

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