風土記博物誌: 神,くらし,自然
風土記博物誌: 神,くらし,自然 / 感想・レビュー
鯖
1300年前に編纂された60余国の地誌である風土記のうち、今に伝わる出雲、常陸、播磨、豊後、肥前の五か国のものを横断する博物記。丸太船の材料のくすの木は出雲ではタブノキを指すのではないかとか、天皇の貴種流離譚とか、出雲でも鮭が川を遡上してるとか、筆致は淡々としてるけど面白かった。
2023/01/24
takao
ふむ
2023/01/20
れいまん
著者は、古事記研究の大家である。古事記研究に際し、風土記、博物誌をどれだけ読み込んで考えて来たかがわかる。 研究とはこういうことなのね! 出来事があったと思われる現地に行っての直感力も大事。ラフカディオハーンの直感力がどれだけ素晴らしかったかにも思いをはせた!
2023/03/20
鈴木貴博
風土記を読みとき、豊かな世界と謎に触れ、今の現場に立ち、悠久の歴史と今との繋がり、謎と神秘に想いを馳せる。何と楽しいことか。
2022/10/28
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