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大泉黒石 わが故郷は世界文学

大泉黒石 わが故郷は世界文学

大泉黒石 わが故郷は世界文学

作家
四方田犬彦
出版社
岩波書店
発売日
2023-04-13
ISBN
9784000615938
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大泉黒石 わが故郷は世界文学 / 感想・レビュー

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春ドーナツ

毎朝11時に「WEB本の雑誌」内の新刊案内欄をチェックをしている。新聞は読まないし、出版社のホームページを開くこともないので、同欄でもれた本は知るすべもない。あとはAmazonの「この本を読んだ人は・・・」で奇跡が起きることを待つ。文学通ではないので、小栗虫太郎あたりまでは知っていたけれど、大泉さんは全くの初見だった。ジャケ買いですね。黒石氏の生い立ちを読んでいて、すわと眠狂四郎を想起した。狂四郎の抱える虚無の深さに改めて思い至る。とりあえず暫定的に、個人的に、今年読んだ評伝の中ではピカイチだった。うん。

2023/05/26

takao

父がロシア人外交官、母は旧士族の出。

2024/06/23

funkypunkyempty

★★★★☆

2024/06/30

メイロング

ここからさらに再評価に火が付きそうな評伝。「俺の自叙伝」だけでなく、他の小説も復刊が続きそう。ブームにはならないだろうけど、異端の作家好きなら押さえておきたい名前に…もうなってるんだろうな。四方田さんの教養の下地なのか、たまに言葉は知ってるけど使わない言葉がでてきて面白い。洛陽の紙価を高めるとか江湖に問うとか実際に使われてるところ初めてみた。それでいて読みやすいからすごい。

2023/10/21

chuji

久喜市の本。2023年4月初版。初出「図書」2020年8月号~22年4月号。加筆・訂正。オイラは【大泉黒石】さんを存じ上げなかった。息子さんの独特な俳優【大泉滉】さんは知っていたが。『百年前、一世を風靡したベストセラー作家の存在は、今日、公式的な文学史には全く痕跡を残さず、その著作はほとんど忘れ去られている。』(P.204) 時代に翻弄されてしまった人でした。本著作は評伝でしたが、誰かにノベライズしてほしい人物です。

2023/06/16

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