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グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫 1052)

グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫 1052)

グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫 1052)

作家
アリソン・アトリー
フェイス・ジェイクス
Alison Uttley
中川李枝子
石井桃子
出版社
岩波書店
発売日
1995-06-08
ISBN
9784001110524
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グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫 1052) / 感想・レビュー

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ほりん

気立てが良くて働き者のグレイ・ラビットは、野ウサギのヘアとリスのスキレルと一緒に住んでいる。ヘアとスキレルは見栄っ張りでサボり屋だが、3人は仲良く暮らしている。グレイ・ラビットは、ヘアが好きなニンジンを育てようと、物知りのフクロウに育て方を聞きに行くが、引き換えにしっぽを取られてしまう…。知恵と勇気のあるグレイ・ラビットが可愛くて頼もしい。ほかに、牛乳屋のハリネズミ、物知りのモグラ、恐ろしいイタチやキツネなど、様々なメンバーが登場する。自然の描写もとても美しく、花や木を検索しながら楽しんだ。

2022/01/25

おはなし会 芽ぶっく 

灰色うさぎのグレイ・ラビットが活躍する短編集 『 スキレルとヘアとグレイ・ラビット / どのようにして、グレイ・ラビットは、しっぽをとりもどしたか / ヘアの大冒険 / ハリネズミのファジー坊やのおはなし 』

2023/04/08

ムーミン2号

アトリーさんの実質上のデビュー作。ちょっとできすぎのいい子ちゃんっぽいグレイ・ラビットだが、くるくるよく働き、仲間思いで努力を惜しまないどころか、知恵と勇気と行動力のあるしっかり者の女性だ。物語は彼女を中心に展開するものばかりではなく、ハリネズミのお話や、同居人の野ウサギのヘアの大冒険のお話も面白いし楽しい。登場人物たちの性格づけがはっきり、しっかりしていることと、物語展開が小気味よくテンポよく進むこと、そして森の仲間たちとのほどよい交流具合がそれを生み出している。楽しい作品だ。

2019/05/23

ピコ

グレイ・ラビットはちょっと出来すぎなぐらいのいい子ヒロインではあるんだけど、いい塩梅に動き回っていて、ワクワクしながら読める。なんといっても白いカラーとカフス、かわいい。

2013/12/09

あやくす

話も面白く、絵もとても素敵なので一気読み。「たのしい川べ」みたいなのを予想してたらちょっと違った。グレイラビットのしっぽに関するあれこれは怖くて「ヒィッ!!!」となった。だけど、それぞれの服装や、庭で育てる野菜、くしゃみの薬作りなどはとっても魅力的で憧れる。

2023/02/20

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