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よるのいえ (大型絵本)

よるのいえ (大型絵本)

よるのいえ (大型絵本)

作家
スーザン・マリー・スワンソン
ベス・クロムス
谷川俊太郎
出版社
岩波書店
発売日
2010-11-06
ISBN
9784001112207
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よるのいえ (大型絵本) / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

これは夜の物語。そこには、特別なものは何もない。いつも少女の側にあるものだけが置かれている。家の鍵、明かり、ベッド、絵本…。夜の闇に彩られた世界には、キーワードとなる物が黄色に色づく。ひとつの物、言葉から、別のものが生まれ、別の流れへと繋がっていく。一見すると、無関係にみえる事柄も、繋がり、影響していくのかもしれない。これは少女の想像なのかもしれない。現実には起こりえないことなのかもしれない。でも、もしかしたら…。これはみんなの夜の家でも起こりうる出来事なのかもしれない。そんな気持ちにさせられるのです。

2016/07/05

ケロリーヌ@ベルばら同盟

暖かなともしびのみなもとを辿るように絵本の扉を開きます。月の輝き、星々の瞬きが静かに照らす小さなお家。父の背が、母の腕が、優しく包み込む愛おしい子どもの眠り。夢は鳥の翼に乗って、希望の歌声とともに夜空へ、遥かな宇宙へ。豊かに揺るぎない光に浮かぶ安らかな寝顔。夜は昼の続き。夜は朝へ続く。どうか全ての子どもたちが、心穏やかに夜を過ごせますように。闇の先にある光と明日を信じられる世界でありますように。

2022/09/18

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

マザーグースに着想を得た詩の絵本。あとがきによると、1955年に発行された『オックスフォード版わらべうたの本』に収録されている『おうこくのかぎ』という詩が原典になっているようです。絵は版画なのかな……白と黒を基調に光を示す黄色のアクセント。夜には見えないはずの太陽が描かれているのがユニーク。夜でも月を通じて太陽の光は注ぎ、部屋のなかは光に溢れているという詩です。翻訳を手がけた谷川俊太郎さんは原典の『おうこくのかぎ』(マザーグース3)の訳も行っているとのこと。2009年度のコールデコット賞受賞作。

2014/11/15

yomineko

表紙を見て、怖い絵本だと思ったが、違っていた。とても美しい版画の絵本だった😊こんなおうちなら夜も楽しい🌉月もキラキラと輝いていた🌕

2024/09/23

鱒子

図書館本。繰り返しのフレーズがシンプルな絵本。これがくどくなるとノミのピコになるのでしょう(^^;; モノトーンのなかの黄色が効果的。夜 子供が寝る前に読んであげたい絵本です。

2018/04/20

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