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木曜日はあそびの日 (岩波少年文庫 2085)

木曜日はあそびの日 (岩波少年文庫 2085)

木曜日はあそびの日 (岩波少年文庫 2085)

作家
グリパリ
飯野和好
金川 光夫
出版社
岩波書店
発売日
1978-04-21
ISBN
9784001120851
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木曜日はあそびの日 (岩波少年文庫 2085) / 感想・レビュー

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NAO

パリの架空の通りに住む子どもたちのため毎週木曜日に作って話した物語、という形をとった童話集。「蛇口の妖精」は、汚い言葉が好きな子どもたちが喜びそうな話。「やさしい、子どもの悪魔」は、いかにもキリスト教的。「ずるがしこい子豚」は、謎解きものの童話だが、どうして貯金箱は豚の形をしているのかという理由がなんとも面白い。

2020/03/27

たつや

元本は「ブロカ通りの物語」と言う13編の短編集から1編除外し、本作に改題したそうです。外した作品は、注釈を多く必要としたからだそうです。本作のタイトルは曜日シリーズでもあるのかと、勝手に想像していましたが、無関係でした。本作は「むかし」から始まる、おとぎ話系の作品が殆んどですが、「じゃがいもの恋の物語」が一番好き。ポテトへッドかよ!でも、物や動物を擬人化したお話は夢があって好みです。楽しくなります。

2017/01/18

おはなし会 芽ぶっく 

18日の5年生のブックトーク授業ように選本。『冬休みに読む長めの本』のリクエストがありました。今回は岩波少年文庫から多めに選本。子どもたちに語って聞かせる形をとっている12話。『 ムフタール通りの魔女 / 赤靴下をはいた巨人 / 一足の靴 / 万能人形スクービドゥー / じゃがいもの恋の物語 / 蛇口の妖精 / やさしい、子どもの悪魔 / ほうき置場の魔女 / ピエール伯父さんの家 / ブリュブ王子と人魚 / ずるがしこい子豚 / 誰やら、何やら、もしくは賢い妻 』

2020/12/17

鴨のオレンジソース煮

出会いは小学生の時の読書週間に先生が読んでくださったからでした。赤い靴下を履いた巨人、魔法使える賢いゴム人形、マリア様に直電かけるローマ法皇、金魚と喋るリス、新婚旅行に出かける一束の愛し合う靴。そしてやはり魔女は恐ろしい存在であることを教えてくれた『ほうき置き場の魔女』今読んでも超恐い。魔法使いのおばあさん、魔法使いのおばあさん、用心おしよ お前の…言ってはいけない!魔女出てきちゃうじゃん‼︎ てな、具合に楽しめる短編童話集。かなり破茶滅茶なストーリー展開で面白いです。あたしの宝物の一冊になりました。

2017/11/25

7petit

パリのブロカ通りで起こる不思議なおはなしの短編集。 魔女や妖精、悪魔、大男など ちょっとドキっ!とする登場人物だらけです。 『ムフタール通りの魔女』と『ほうき置き場の魔女』がおもしろかったです。

2013/05/02

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