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ねこになった少年 (岩波少年文庫 2138)

ねこになった少年 (岩波少年文庫 2138)

ねこになった少年 (岩波少年文庫 2138)

作家
征矢清
やまだ紫
出版社
岩波書店
発売日
1996-11-15
ISBN
9784001121384
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ねこになった少年 (岩波少年文庫 2138) / 感想・レビュー

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たつや

単純なsFファンタジーかと思っていたら、後半、立派な反戦作品になっていく。今、北朝鮮の不穏な動きが続く時代、今の子供が読むと良いかもしれない。

2017/04/15

ろびん

ちょっとあまりにもメッセージ性先行だなあ、舞台がフランスってところからして。

2021/08/08

吹雪

8月なので戦争に関するものを読もうとして、ふと思い出したこの本を再読。いくつかの核爆弾の歴史を、ねこの立場から描いた物語。 小学生の頃読んだ時、猫の世界の冒険を前半とても楽しく読んでいたら、中盤から原爆や核廃絶の話になり、打ちのめされ裏切られたような気持ちになったことを覚えています。その衝撃がずっと心に残っていたのだから、物語の力はすごいな。

2023/08/14

meg_u_miffy

ファンタジーかと思ったら、原爆や水爆などに対するアンチテーゼを込めた作品だった。何度も何度も読み返して、過ちをふりかえる。小学生のころに読んで、衝撃を受けた本。

mizu-co

同じ作者の『がいこつの子守歌』という物語に衝撃を受けたのと、この本のAmazonのレビューの高さから、休みを利用して一気に読まねば、と思った。そうして正解だった。ねこ視点で、戦争と核の怖さを訴える。でもそれだけでなく、仲間や大事な人との出会いと別れがある。児童向けの名作の共通項は「行きて帰りし物語」、冒険をして、最後はちゃんと家に帰ることで物語は終わり、子どもは安心すると聞いたことがある。最後の一文を読んだ時、そのことを思い出した。小学校高学年あたりの人が読書感想文の本に迷っていたら、この本を薦めよう。

2017/03/10

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