四人の姉妹 上 (岩波少年文庫 3058)
四人の姉妹 上 (岩波少年文庫 3058) / 感想・レビュー
のえる
図書館本。中川李枝子氏紹介本。『若草物語』として読み継がれるアメリカ児童文学。父を南北戦争に送り、母を助けながら、貧しい中にも楽しい日々を送る四姉妹の物語。 お金には換えられない家庭愛と幸福。いきどおりを日の入るまでつづけるなかれ。忍耐と謙遜。心の敵を警戒することを怠ってはいけない。 四姉妹の個性豊かな性格と遭遇する出来事が瑞々しく、それぞれに共感、感情移入した。ジョーの自身の欠点(かんしゃく)に恐れ母と語り合う場面や、メッグの訪問をきっかけに母やジョーと語り改心する場面は他人事のように思えなかった。
2021/11/10
ネギっ子gen
『若草物語』を前から読みたかったが、「らんたん」を読むことで、ようやく読めました。たくさん訳が出ているので、どの本にしようか迷った末に、ハンディさを優先して、この上下2冊本にしました。姉妹共作の、書くことが何より好きなジョー編集長による「ピクウィック週報」が最高! わたしも、このクラブ員の末席に連なりたかった! その5月20日付けの週報、広告欄より。<料理講習:若いご婦人がたのため、料理の実習がこれから毎週お台所で催されます。ハァナ・ブラウンが指導にあたります。ご出席歓迎>。ユーモア溢れる記事が多出。⇒
2022/01/18
KiKi
「四人の姉妹」というとどんな物語なのかご存じない方も「若草物語」と言えば、特に女性ならかなり多くの方が「ああ!、 あれ?」と思われるのではないでしょうか? 少なくとも KiKi が小学生だった時代には女子小学生にとっては必読本と言ってもいいほど人気の高かった作品ですね。 多くの友人たちが「私はメッグ・タイプ」「私はジョー・タイプ」と自分と姉妹の類似点を探したり、「誰それがいいよね♪」と評したりしていたものでした。 そんななか、KiKi も一応「必読書」ということで読んでみたことはあるのですが、正直な
2010/09/05
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